トレーニング中によく子供達同士で言い合いになってるのを目にします。「なんでパス出さないんだよ。」「どこ蹴ってんだよ。」「〇○○のせいで負けただろ。」・・・。そういう風景を見ながら私達は、子供達がサッカーを通して少しずつ成長しているのなーと感じます。成功よりも失敗が続くサッカーという競技では試合に勝ったり、自分がいいプレーをする為には、必ず、周りとの協力が必要となってきます。集団競技に共通する部分ですが幼ければ幼いほど、必ずと言っていいほど個人間の摩擦が起きます。ただ、やはり摩擦（口喧嘩）が起きてる最中に失点したり、パスが上手く繋がらなかったり上手くいかない事が起きれば子供達は実体験を通して少しずつ「力を合わせる」重要性に気付いていきます。コーチ達はその「気付き」を大切に育てる役割を担います。そうした過程で子供達は1人では達成できない事も、みんなで取り組めばできるという「成功体験」を得る事になります。大人達が何回言って聞かせても、頭の中に残らない事も実体験を通して学んだものは忘れず蓄積されていきます。今後共、子供達の「失敗」を大切に育て「成功」に結びつけられるように私達一同取り組んで参ります。